
今回は、薬機法とアフィリエイトの関係について述べていきたいと思います。
では、まず最初に、なぜ、薬機法とアフィリエイトというテーマにしたのか?
ということですが、これは、12月6日、Googleの医療・健康系のアルゴリズム変更が関係します。
医療・健康系のアルゴリズム変更に関しては、前回と前々回、2度に渡って紹介しましたので、少しは敏感になってると思いますが、かなり影響を受けたアフィリエーターや医療従事者がいらっしゃいます。
それほど、大きな変動なので、今後アフィリエイターはどのように変化してゆくのかを見極めて対策しなければならないと思います。
そこで、薬機法が重要な対策になるということです。
Googleは、あなたが作ったサイトを訪問して信頼できるサイトなのか?
つまり、あなたの記事は信用できるのか?
これに関しては、前回紹介した、プロフィールやブログを運営するにあたっての考えなどを、あなたのブログに追加記載することが必要だということを述べました。
そして、Googleは、記事内容も判断していますが、これからは、より、薬機法に沿ったアルゴリズムに変えられるのではないかと推測します。
というのは、国が定めた薬事に関する法律に抵触しているサイトは、それ自体内容が無いサイトだと判断される可能性があるからです。
また、健康をテーマとしたブログであっても、アフィリリンクへの強い誘導があれば、適切な宣伝サイトではないとみなされます。
よって、今回は、アフィリエーターを続けてゆくには、2018年での変化にどのような対応すれば良いのかを紹介しますね。
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2018年はこのように変化する
最初に、この記事は、あくまで、私(buku2)の推測だということを理解してください。
Googleのアルゴリズムは、Googleしか分かっていないことです。
なので、私は、いろんな検証を行い推測して、今後の対策として方向づけをします。
もちろん、実際、私が実践していることであり、今後、そのように対策して行くつもりです。
では、まず、2018年から、このように変化するであろうという予想を述べますね。
1)広告主はアフィリエイト広告を辞める傾向がある。
2)広告主(ASP)から選ばれた特定のアフィリエイターだけが案件を与えられる。
3)アフィリサイトにも薬機法違反で取り締まりを受ける可能性が出始める。
4)Googleは信頼性重視のアルゴリズムの変更を拡大する。
では、この4項目について、順に説明しますね。
1)広告主はアフィリエイト広告を辞める傾向がある。
2017年に入って、すでにアフィリエイト広告を辞めている広告主が目立っていますね。
それは、主に大手の医療や健康系の商品を提供している企業で、テレビやラジオの宣伝は継続していますが、アフィリエイト広告は中止しています。
その理由は、薬機法に抵触するサイトが多いことです。
もちろん、広告主(メーカー)にも落ち度があり、ユーザーが購入するLP(ランディングページ)にも薬機法違反ギリギリの文言が記載されていることも考えられます。
また、ライバル企業からの違反報告が懸念されていますね。
企業がアフィリエイト広告を辞める理由は、このようなことですが、12月6日のGoogleアップデート以降は、検索上位にメーカーサイトが以前よりも上がる傾向になっているので、ASPやアフィリエイターに手数料を支払ってまでアフィリエイト広告を行う価値が薄れているということです。
さらに、大手通販サイトも以前よりも上位表示しているので、楽天やAmazonへ出店すれば、売上は確保できるのです。
楽天やAmazonは画像と商品説明(LP代用)、価格だけの表示なので、薬機法違反の危険性はありません。
大手企業の薬機法違反になる心配 → アフィリサイトやブログは危険が伴う → 中止
大手通販サイト → 商品販売サイトなので安心 → 継続する価値がある
このような図式になります。
薬機法違反の取り締まりを受けるのは広告主
現在、薬機法違反の取り締まりを受けているのは、広告主だけです。
アフィリエイターには、今のところ、直接、取り締まりは受けていないようです。
ただ、トレンドアフィリは芸能人ネタで訴訟を起こされているアフィリエイターは存在しますが、芸能プロダクションからの訴訟なので薬機法には該当しません。
でも、今後はどのように変化するかは分かりません。
2)広告主(ASP)から選ばれた特定のアフィリエイターだけが案件を与えられる。
ライバルサイトを調査していると、案件が中止になった商品なのにアフィリリンクタグが現在も表示されている・・
このようなサイト見つけたことはありませんか?
そのとき、てっきり終了した案件が再開されたと思い、ASPの管理画面の検索窓口に案件名や企業名を検索しても、ヒットしない。
これって、どういうこと?
ということで、ASPに質問メールをすると「クローズド案件なので、お受け出来ません」という回答を受けた・・・
これが、特定のアフィリエイターを選んでアフィリリンクを貼ることを許可しているケースです。
これは、広告主がアフィリサイトを診断して、この内容だったら許可しましょうということだと思います。
つまり、第一に・・・
1)薬機法に抵触していないか?
そして・・
2)商標(商品名)をキーワードとして狙っていないか?
2)は、商標以外のキーワードから流入させているブログやサイトが望ましいということです。
もちろん、コンテンツ内容や記事自体、極端に売りに向かっていないということも重要だと思います。
このような記事は、ユーザー目線でお役立ちを重要視している記事です。
この、ユーザー目線でお役立ちを考えたサイトを作ることは、Googleにとっても、広告主にとってもメリットがあります。
広告主の LPはズバリ、売りに徹する、商品の説明や、その商品を使った口コミ、効果、安全性などを訴求しているので、同じようなブログ記事は必要無いということです。
要するに、ユーザーは直接、広告主のLPに訪れて購入して欲しいのです。
なので、 広告主の LPと同じような記事を書いて、しかも、狙うキーワードは商品名だとすると、広告主の LPとバッティングするので、意味が無い・・・つまり、記事内容を見てから許可を出すという広告主が増えるということです。
これは、自分が広告主になって、考えてみると、薬機法にアフィリサイトが抵触しないか?・・の心配があり、自社LPと同じようなサイトが増えるということは、あまり、喜ばしいことではないですね。
2018年になって、このような広告主が増えるのではないかと推測します。
3)アフィリサイトにも薬機法違反で取り締まりを受ける可能性が出始める。
先ほど述べたように、薬機法違反になると広告主が取り締まりを受けることになります。
でも、今後、記事を書いたアフィリエイターにも責任があるということで、取り締まりの対象になる可能性が出て来るということです。
現時点では薬機法に触れているアフィリエイトサイトが蔓延していることも事実なので、今のうちに対策をすることをおすすめします。
でなければ、少し表現を変えただけで「罰金!数十万円の支払いを命じられた」となると、
結構たいへんな事態です。
当然、サイトやブログはぶっ飛ぶことになります。
薬事法から薬機法へ
平成25年、11月25日に薬事法が薬機法に改正されました。
では、薬事法と薬機法の違いは何?
ということですが、薬事法は、病気、医療、健康といった分野で注意が必要なことで、主に、医薬品や医療機器に関係することです。
よくあるのは、医薬品の許可無しで、薬や医療機器を販売したりして逮捕されるケースですね。
薬機法は、医薬品医療機器等法と言って、医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関とする法律を略されたものです。
では、何が変更されたのか?
ということですが、医療機器賃貸業の名称が貸与業に変更や許可・届出の対象の変更など変更されたなどの項目がありますが、私たちアフィリエイターにとって、医薬品を販売する以外の、サプリメントなどを記事(宣伝)にする場合、医薬品をうたっている文言を使うと、薬機法に触れるということです。
ここが、薬事法の時代よりも強化されている点です。
例えば、「このサプリは効果がある」というだけで、医薬品の表現になるので、薬機法違反ということです。
サプリメントはあくまで、食品であり、医薬品では無いということをユーザーに伝えなければならないのです。
また、紛らわしい表現もアウトになります。
つまり、明確にすることが必要ですね。
薬機法に関係するジャンル
2、医薬部外品
3、化粧品
4、医療機器及び再生医療等製品
ここで、化粧品が含まれているので、コスメ関係のアフィリエイターは薬機法の遵守は必須になりますね。
↓薬事法が薬機法への変更については下記、厚生労働省のサイトをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000045726.html
4)Googleは信頼性重視のアルゴリズム変更を拡大する
前回のブログ記事に書かせて頂きましたが、医療・美容系の信頼重視に向けてのGoogleアップデートは、これが始まりであって、次は金融系にも適用されるようです。
というよりも、あらゆるジャンルに信頼性を要求する構えだと思います。
実際、サイトオーナーのプロフィールや記事の根拠などを示さないサイトは順位を落としているように感じています。
これは、実際、私のサイトで検証中ですが、GRCの順位変動をチェックしていると、若干の違いが現れだしているように思います。
でも、今の段階では、まだ、不完全なので、もうすこし検証が必要ですが、薬機法と同じように、医薬品との違いや記事の出処を明確にすることで、Googleは自分が作ったサイトを理解されやすくなると思います。
つまり、自分のブログやサイトのスタンスを明らかにすることで、Googleだけではなく、ユーザーにも理解していただくということです。
ユーザーは、あなたの記事を見て、求めていた有益な情報を得ると、必ず、誰が書いているのか?
プロフィールを見ます。
そこで、あなたは、ブログを書く思いや願い、そして、どこから情報を得ている、さらに、間違いが無いように注意していることなどの文言があれば、信用に値すると思います。
ユーザーはあなたのプロフィールを理解して、他の記事も読んでみたいと思い、個別記事を巡回してくれるでしょう。
つまり、ページビューが増えるということですが、これは、Googleからの評価も高まるという結果を残します。
では、まず最初に何をすれば良いのか?
これについて考えていきましょう。
アフィリーガルで薬機法対策をする
まず、すでに美容系や健康系のアフィリエイトブログやサイトを運営している方は、記事を見直す必要があります。
と言っても、どの部分が薬機法に触れるのか?
分からないですよね。
そこで、Catch The Wave(キャッチ・ザ・ウェイブ)から販売している、「アフィリーガル」という動画教材がおすすめです。
この、アフィリーガルを見るだけで、おおよそ、薬機法というものが理解出来ます。
もちろん、厚生労働省のサイトや書籍で薬機法のことを調べるのもいいですが、実際調べてみると、分からないですね。
というのは、薬事に関しては、専門家でも解釈が難しい分野なので、できる表現、出来ない表現の区別するなどは記載していないのです。
よって、理論的に理解出来ても、いざ、どのように書けば良いのかが分からないです。
そこで、アフィリーガルは具体例を挙げて解説しているので、「なるほど」ということで理解が進むということです。
特に、アフィリーガルはアフィリエイターに的を絞った、「表現の事例」で解説していることが大きなメリットです。
しかも、動画なので、すんなりと頭に入って来ますね。
また、何度も繰り返して見ることで理解度が高まります。
私はこのアフィリーガルを見て、自分のブログをかなり多く訂正しなければならないことを痛感しました。
例えば・・・
・これひとつで便秘が解消した。
・このサプリを飲み始めてから、なんと1週間で3kg痩せた。
・1ヶ月でシミが消えた。
・がん予防に効果がある。
・筋力を増進させる。
・(商品名)で代謝をアップさせて痩せやすい身体にする。
これらすべて、薬機法に抵触していました。
なので、今まで書いた記事をひとつひとつ見直す作業に入っていますが、新記事を書く際には、今まで表現していた文言を変えることで、薬機法に抵触しない記事を仕上げることができます。
これも、一度覚えると、パターン化しているので、この箇所はこのように訂正すれば良いとすぐに判断出来ます。
なんせ、自分が書いた記事なので、文言を変えて、さらにブラッシュアップして記事ボリュームを上げる作業をすると、順位を上げることも可能になります。
是非、この機会に、あなたも、対策してはいかがでしょう。
下記、アドレスからアフィリーガルの公式サイトに移動できます。
とりあえず、ご覧になってください。
この教材には独自特典をお付けします。
詳しくは下記バナーをクリックして下さい。
2018年の対策手順
2018年の対策ですが、今回は薬機法を中心に紹介しましたので、医療・健康系の対策になりますが、先程のアフィリーガルでの知識を得て、記事の見直しを行い、それと同時に、プロフィールやブログを運営するにあたっての考え、記事の出どころなどをユーザーに分かりやすく記載することです。
ここまでが基本で、次はユーザーに向けての有益な情報を提供する狙いで記事を作成します。
そして、さり気なくアフィリリンクへの誘導を行うことができればベストです。
↓
現存するブログ記事の見直し・ プロフィールなどを明確化
↓
ユーザー目線の有益な情報サイト作成
このような手順で作成したブログはユーザーとGoogleに評価されますが、さらに広告主からも信用を得ることが出来ます。
つまり、広告主(ASP)から選ばれた特定のアフィリエーターになる可能性があります。
これって、収益を上げる最善の方法だとおもいませんか。
今日はここまでです。
初めまして、インフォ消防士と申します。
ブログランキングから来ました。
サイトの中身も、文章も装飾も見やすくて
非常に勉強になることが多かったので
またお邪魔させてください。
アルゴリズムで自分も別サイトが吹っ飛びました。泣
インフォ消防士 様
ご訪問、ありがとうございます、buku2です。
そうですか、Googleのアルゴ変更で損害を受けましたか・・
残念ですね。
でも、少しずつ戻りの兆しがあるように思いますので、待つこともいいと思います。
また、検証して、何かのヒントを見つけたら記事にしますので宜しくお願いします。
お互いに頑張りましょう。