
Googleのクローラーは24時間365日、休むことなく世界中のwebページを巡っています。
そして、新しく誕生した記事や、ブラッシュアップした記事を見つけて記憶します。
その、記憶したデータには、訪問者が検索されるキーワードに対して、マッチングしているのか?・・・など判断して順位を決めています。
そのキーワードのマッチングに重要なことは、titleタグやhタグ、見出しやコンテンツ内に出現する様々なキーワードです。
もちろん、キーワードと言っても、共起語などの関連キーワードを掘り下げ、訪問者にとって有益な文章にしているか、などもチェックしています。
そして、Googleは「とりあえず」ということで、順位を決めて表示させます。
と言うことで、今回は記事を更新した時にGoogleはどのようにして、順位を決めているのかを紹介します。
Googleは、とりあえずで順位を決める
あなたは、記事を書いてアップさせて、それで終わりだと思っていませんか?
もちろん、あなたは、Googleがインデックスした後にGRCなど、検索順位をチェックしていると思いますが、その時の順位とその後の順位の動きについてはどう思いますか?
例えば、新記事をアップして、インデックスされた時の順位は5位だったのに、その後30位まで下がった・・
と言う経験はありませんか?
これは、先ほど述べた、Googleの「とりあえず」と言うことで、最初は仮に順位を決めているからです。
この、仮の順位は、あなたのページ内容と同じキーワードでのライバルとの比較で表示させています。
そこで、この、「とりあえず」というアバウトな順位ですが、その理由は何だと思いますか?
それは、その後、その記事はどのように変化するのかをGoogleは見ているのです。
その、どのように変化するか?
と言うのは、あなたのブログに訪れる訪問者の関心度をずっと監視しています。
つまり、あなたが作ったブログであれば、そのブログに訪れた訪問者の動きです。
要するに、滞在時間なのです。
googleは、あなたの記事が、あるキーワードで検索した結果、18位だとすると、訪問者がクリックしてあなたの記事を読んで、その後、どのようにして離脱しているのか?
例えば、その記事内のリンクを辿って他の記事に行き、その後、また、もとの記事の続きを読んでいるのか?
など・・ここを観察しているのです。
その結果、Googleは、訪問者が、長く滞在しているのであれば、満足していると判断して順位を上げるのです。
その反面、数秒で戻るボタンを押して戻ったり、すぐに離脱する訪問者が多いと、順位を下げます。
もちろん、同じ検索結果でのライバルサイトと比較して優劣を決めています。
このようにして、 googleは常に、あなたの順位を見つめています。
もちろん、ドメインのパワーや外部からのリンク、 googleが読み込み易くしているテンプレートなども関係してきますが、一旦順位が表示されてからは、滞在時間が重要だということです。
そして、 googleは、意図的に順位を上げたり、または、下げたりして、その変化させた順位で、訪問者はどのような滞在時間を示しているのかもチェックしています。
例えば、いきなり、あるキーワードで3位に上げて、訪問者の動きを見ます。
その時、インページで訪れたユーザーは、あなたの記事を時間をかけて読み、さらに個別ページのリンクを踏んで他の記事を巡回する・・・つまり、滞在時間が長いと、Googleはユーザー目線の記事だと判断して、3位のまま様子を見たり、さらに順位を上げたりします。
ところが、3位でも離脱が多くあれば、訪問者が求めている記事では無いと判断して、順位を下げるのです。
このようにGoogleはあなたの記事の訪問者の動きを常に監視して記事の価値を決めて、順位表示させているのです。
そこで、あなたは何をすれば滞在時間を長くすることができるのかを考えれば良いということですね。
それはあなたのブログには・・
- 訪問者の知りたい情報がある
- 読みやすい文章
- 訪問者の知りたい情報にプラスされた、気づきを与える情報
つまり、訪問者にとって、読みやすい記事で、次々と訪問者が疑問に思っていた情報を分かり易く答えてくれる・・・そして、別の個別記事も見たくなるサイトにする。
さらに、訪問者が知らない「気づき」を示してあげることができれば、訪問者はこのサイトは有益な情報がある・・・その結果、ブックマークしてくれる、つまり、ファンになってくれるので、有益なサイトになります。
ここに焦点を絞って、記事を作れば滞在時間が長くなるので、Googleはそれを知って、上位表示は間違い無いということです。
もし、あなたのブログがどんどん検索順位が落ちていくページがあったとすると、訪問者の離脱が多いページなので、見直すことをオススメします。
離脱が多いと評価されない
離脱が良く無いと言うことですが、Googleは何をもって離脱の定義を決めているのでしょう?
それは、あなたの記事の文字数が1000文字だとすると、訪問者は、約2分以内に、あなたの記事から離脱した場合、Googleは読んでいないと判断しているようです。
これは、500文字で約1分で読めると言うデータがあるので、それを基準にして判断しています。
(日本人の読書スピードの平均は分速500~600字)
なので、2000文字であれば、約4分になります。
Googleの読み込みは完全なの?
このようにして、世界中に存在するサイトやブログの記事に絶え間なくGoogleは訪問していますが、あなたの記事、全て最後までGoogleは読んでいると思いますか?
そうでないと、正確な順位を決めることができないですよね。
私は、記事の途中でGoogleも離脱しているように思います。
それはなぜ?
と聞かれると、確信はありませんが、GRC(検索順位チェックツール)でのヒット元・・・つまり、インページされるべきページをスルーしていて、違ったページを選ぶことがあるからです。
訪問者の離脱は、自分の記事内容が良く無いかもしれませんが、Googleが離脱すると言うことは、何が原因なのか?
バグなのか?
また、離脱ではない・・
アルゴリズムの不調整と言うことも考えられます。
ここは、Googleしか分かりません。
私の推測だと思ってください。
Googleも離脱しているように思う
記事をアップさせて、インデックスはされていても、タイトルキーワードとして認識していないことがあります。
これは、Googleは、このページには、適したキーワードが無いと判断して、カテゴリページをインページとして起用しているように思うからです。
そして、その後、気づいたのか、タイトルキーワードを拾って順位を上げています。
その期間は長くて1ヶ月近く掛かることがあります。
これは、Googleは、恐らくページを訪問していますが、最後まで認識しないで離脱したに違いないと推測しています。
上記GRCのデータですが、長い間、本来表示されるべきページの読み込みが不完全なため、カテゴリページ(81位〜95位)を表示させていましたが、やっと、10月22日に本来表示されるべきページを認識することができ順位が上がりました。
これって、どういうこと?
と思いますが、Googleしかわからないことですね。
(GRCのインページは順位を示しているページのことで、Googleは、新記事を間違ったのか、サイト内の違う記事を適用する場合が多々あります。)
そこで、Googleの巡回頻度を上げることと、作ったページを最後まで、訪問してくれることが課題になりますね。
では、どうすれば、良いのか?
- Googleが訪問しやすいテンプレートを使う
- SNSなどからユーザーを誘導する
- 素早くインデックスさせる
ということですが、まず、Googleが訪問しやすいテンプレートが必要です。
Googleが訪問しやすいテンプレートを使う
今はほとんどの人が、ワードプレスを使っていると思いますが、ワードプレスは無料のものから有料のものまであります。
私は、賢威というテンプレートを使っていますが、有料テンプレートだけあって、こういったGoogleの訪問にも受け入れ態勢が良く、威力を発揮してくれるのです。
つまり、Googleがすぐに認識してくれるテンプレートです。
賢威については「サイト作成ツールは「賢威」がお勧め」の記事を見ていただくと賢威を買う理由が分かります。
宜しければ見てくださいね。
SNSなどからユーザーを誘導する
そして、いろんなところから、訪問者を拾ってくると言う方法もあります。
例えば、ツイッターやフェイスブックなどにも、あなたのブログへ誘導すれば流入数が増えます。
これは、いろんな媒体から訪問者が増えれば、それだけ、Googleが辿るラインを見つけることができるので、Googleの訪問回数が増えます。
これが、あなたのページをくまなく読み込むことになるので、不完全から完全へ進むことができるのです。
素早くインデックスする方法
後は、素早くインデックスする方法です。
これは、新記事が完成すると、まず、最初に更新情報をGoogleに伝えなければインデックスしてくれません。
では、素早くインデックスさせる方法をやらなければ・・・
これについても以前の記事「ブログ記事は素早くインデックスさせる!」をご覧ください。
今日はここまでです。