
前回のブログ記事は「医療・健康系の順位変動!対策を考える」を紹介しましたが、今回は、その後の Googleの動きと対策について述べてゆきたいと思います。
それで、最初に言っておきますが、いろいろ検証したり、実際、Googleの「ウェブマスターヘルプフォーラム」での投稿をスクリーンショットして画像掲載していますが、あくまで、私の考察です。
よって、記事は参考程度でご覧いただくことをお願いすることと、Googleの順位は日々変更されているので、今、通用しても、今後お役に立つかは分かりません。
では、本題に入ります。
私は毎日 GRCの順位変動を見て次の対策を考えていますが、今のところ、耐え忍ぶと言うことしかありませんね。
というのはヘタに記事を増やしたり、 記事をブラッシュアップするということは、無駄になってしまうことが予想されるからです。
12月6日の Googleのアルゴリズム変動の影響によって、1週間ちょっと経った状況なので、あまり変化は見られませんが、2つの重要なポイントを見つけることができました。
そのポイントは後半に述べますが、まず、今現在の順位を見てみると・・・
相変わらず、 Googleの、やっつけ仕事が目立ちますね。
メーカーとamazon、楽天が上位を占めている
ビッグキーワードは、病院のHPやNHKのページ、製薬メーカーのページなどが上位を占めていますが、今回は、アフィリエーターが狙いやすいと言われている商標(商品名)キーワードを含めた2語キーワードを調べてみました。
それでゆくと、まず、商標であるメーカーとamazon、楽天が上位を占めていました。
例えば、50000件ぐらいのアクセスがあるキーワードでは・・
1位:メーカー
2位:メーカーの個別ページ
3位:amazon
4位:楽天
5位:Tモール
6位:ヤフーショッピング
7位:メディア(会社組織のアフィリエーター)
8位:メルカリ
9位:アフィリサイト(総合サイト)
10位:アフィリサイト(ランキングサイト)
おおよそ、このような順位になっていますね。
(この順位については、Googleの「ウェブマスターヘルプフォーラム」でも投稿されていました。) ↓
この状態では、amazonや楽天は、年末の消費する時期に軒並み上位なので、棚からぼたもち状態だと思います。
また、商標元のメーカーも、今まで表示出来なかったロングキーワードでも上位に表示されているので、大喜びですね。
極端にいうと、メーカーは上位にいるので、アフィリエーターを使わなくてもいいということです。
そうなると、困るのは、アフィリエーターとASPですね。
こういう図式が成り立ちます。
でも、アップデート時と今と比べると、少しずつ動きが見られますね。
というのは、1ページ目にアフィリサイトが全く入っていなかったのですが、今回は3つ入っていたので、少しは順位が戻ってきたように思います。
しかし、amazonや楽天、Tモールなどを表示させているということは、とりあえず、大手企業だったら間違いが無いだろうと表示させている・・つまり、やっつけ仕事でしかいいようがありません。
特にTモールやメルカリは画像と価格だけのページなので、1ページには販売ページがずらっと並んでいるということです。
これって、Googleがいちばん嫌う類似サイトが並んでいる状態なのに・・・
と思うのですが・・・
それから、ヤフー知恵袋のサイトも落としていますね。
Googleはここまで、メスを入れているということですが、何度も言っているようにヤリすぎ感がありますね。
まあ、この辺で、ボヤくのはヤメておきますが・・・
Googleは、同じような記事を1ページ目に載せないということですが、今回は、「運営元」・・・つまり、誰でも知っている有名サイトを並べたということですね。
そのうち、これも変化すると思いますが、冒頭で述べた2つのポイントをお教えします。
対策1:身元をはっきりと示す
今回の Googleのアップデートは、何が何でも、 記事の信頼性だけで順位を決めています。
ということは、あなたが今書いているブログですが、身元をはっきりと示す必要があるということです。
つまり、運営者情報やプライバシーポリシー、お問い合わせフォーム、アフィリリンクでクッキーを利用しているなどをブログ内に記載することです。
そして、医療系のブログ記事であれば「出どころ」ですね。
例えば、厚生労働省の資料を引用しているとか、大学の研究チームの臨床レポートを参考にして書いているなど、記載して出どころへリンクさせます。
このように出どころをはっきりさせると、Googleだけではなく、ユーザーにも記事内容を信じてもらえるということです。
そして、もう1つは、総合サイトで勝負するということです。
対策2:総合サイトで勝負する
今回のGoogleアップデートで比較的順位を保つことが出来たのは総合サイトです。
総合サイトについては、私のブログ「特化サイトと総合サイト」で紹介しています。
つまり、総合サイトは大きなジャンルの中で商品を紹介します。
例えば、健康ジャンルだったら・・
ダイエットやコスメ、サプリ、脱毛など、全て扱うということです。
この総合サイトの欠点は、数多くページ数を増やさなければ、ヒットしないので、どうしても、特化サイトに順位を追い抜かれてしまうのですが、ロングテールではメリットを発揮します。
私の場合、まず、総合サイトを作って、その結果、特化サイトでパワーブログを作るというやり方をしているのですが、今回のGoogleアップデートでは特化サイトが餌食になっているのです。
これは、タイトルでやられてしまうのですね。
例えば、「肝機能を元気にさせる〇〇」などのタイトルだったら、 Googleは医療ブログだと最初から権威性の検知に入ります。
ところが、健康ブログとか、サプリブログだと、大きなジャンルなので、記事単位で検知しているように思います。
というのは、肝機能だったら、肝臓 ⇨ 医療になりますが・・
健康だったら、運動や睡眠、ストレス、ダイエット、などを経て医療に関係してゆきます。
この健康から医療に達するまで、何度もクッションがあるということは、タイトルのみで検知される可能性が低いということです。
これは、実際、GRCで違いを見つけた結果なので、ほぼ間違いないように思います。
キャラネームをタイトルにしてブログ運営する
先ほど列記した順位には、1位〜10位内に、アフィリサイトがランクインしていましたが、ブログタイトルは医療や健康を含ませていない・・・つまり、キャラネームで運営しているサイトです。
例えば、私の場合は、buku2なので、「buku2のダイエット調査隊」や「buku2ラボ」などをタイトルネームにするといいでしょう。
このようにすれば、タイトルよりも、中身の記事評価に力が分散されるように思います。
また、Googleのウェブマスターヘルプフォーラムでは下記のような投稿がありました。
これも、タイトルが「クリニック」が含まれていることだけで、順位を下げられているように思います。
もし、Googleが賢ければ、記事内容を理解して順位低下に該当しないと判断しますよね。
医療系のサイトも飛ばされている
上記、ウェブマスターフヘルプフォーラムの投稿内容を見ると、完璧に近いサイト構成だと思いますが、残念なことに飛ばされていますね。
やはり、繰り返しになりますが、Googleは大手企業は信頼性がある・・・これだけで順位を決めているようです。
つまり、今まで、記事内容やユーザビリティなんて、関係無いということです。
でも、今後、Googleは調整してくると思いますが、今の結論は、前回のブログ記事と同じで「様子を見る」ということにつきます。
今後、他のジャンルにも信頼性を重視した順位変化が広まってゆく
今までアフィリエーターはプロフィール(名前、住所、連絡先など)を出さなくても運営することができていましたが、今後、プロフィールはもちろん、情報収集先を証明するアドレスなど、根拠を示さなければ、Googleは信頼性が無いと判断される方向へ進んでゆくと思います。
また、医療や健康分野だけではなく、それ以外の情報商材や転職・求人、通信系やエンタメ、保険分野にも影響を与えることになると考えます。
なので、今から、最低限、プロフィールや何を目的としたブログサイトなのかを記載する準備をしてはいかがでしょう。
Googleは今後、「YMYL (Your Money, Your Life)」・・・つまり、お金に関係すること、生活に関係することや安全、法律などに、該当するすべてのクエリ(キーワード)に対して信頼性を重要視するアップデートを強化してゆくと思います。
この変化を強く受け止めて、対策を進めていただきたいと私は考えます。
今日の記事内容は、あくまで、私の仮説なので、参考ということで止めておいてくださいね。
記事を読んでいただいてありがとうございます。
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「もっと、いい記事書くぞ!」と励みになります。
自分自身の日々の片手落ちが、痛切に感じられました。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。また、訪問します。
GGO 様
コメントありがとうございます、buku2です。
参考になったということで、嬉しく思います。
今後とも宜しくお願いします。